アローダイアグラムによる短縮日数
出典: 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問53 (IPA)
プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図 1 のとおりである。作業 E を作業 E1,E2,E3 に分けて,図 2 のように計画を変更すると,スケジュールは全体で何日短縮できるか。

- ア 1
- イ 2
- ウ 3
- エ 4
正解と解説を見る
正解: ア
- ア: 変更後は A→B→D→G の 27 日が最長になり、28 − 27 = 1 日の短縮なので正しい答えです。
- イ: 2 日短縮になるには、全体が 26 日になる必要がありますが、D→G の経路が 27 日あるので、26 日にはなりません。
- ウ: 3 日短縮は、E の経路だけ (28 → 25 日) を見た値です。D→G の経路が 27 日あります。
- エ: 4 日短縮になるには、全体が 24 日になる必要がありますが、D→G の経路が 27 日あるので、24 日にはなりません。
ポイント
最後の節点までの 最長経路 (クリティカルパス) の日数を比べます。
変更前 (図 1)
- A→B→E→H→I = 5 + 8 + 9 + 4 + 2 = 28 日
- A→B→D→G = 5 + 8 + 7 + 7 = 27 日
変更後 (図 2)
- E は E1 (3 日) と E2 (4 日) が並行で、長い方の 4 日の後に E3 (2 日) が続くので 4 + 2 = 6 日です。
- A→B→E→H→I = 5 + 8 + 6 + 4 + 2 = 25 日
- A→B→D→G = 27 日 (これが最長になる)
28 − 27 = 1 日 短縮です。E をいくら短くしても、D→G の経路 (27 日) より短くはなりません。